パッケージ・キャッチコピーで実践する「トップ法」|徳島東ロータリークラブ講話
2026年6月4日(木)
徳島東ロータリークラブにて
講和させていただきました!

みなさんに面白がっていただいたのが
パッケージマーケティング®の考え方の一つである
「トップ法」です。
トップ法とは何か。
シンプルに言うと、
「No.1は覚えられる。
No.2は忘れられる。」
という法則です。

例えば、
日本一高い山は? → 富士山
では、日本で二番目に高い山は?
意外と出てこないですよね。
日本一広い湖は? → 琵琶湖
では、二番目は?
ほとんどの人が考えたこともないと思います。
つまり、人は「一番」に強く反応し、
記憶に残すという性質を持っているんです。
実は、ボクが
「世界で唯一のパッケージマーケッターⓇです」
と名乗っているのも、
このトップ法を活用しているんですよね。

では、このトップ法は
実際のパッケージや商品に
どう使われているのでしょうか?
身近な事例を見てみると、
「キリン 一番搾り」
→ “一番”という言葉でトップ感を表現
「日清ラ王」
→ “王”という言葉で最高位を演出
「トップ(洗剤)」
→ そのまま“トップ”で記憶に残る
など、非常にわかりやすく活用されていますね。

パッケージに直接「トップ」を使わなくても、
キャッチコピーとして表現できることもあります。
アサヒスーパードライ「日本初の辛口」
日清カップヌードル「世界初のカップ麺」
カゴメトマトジュース「日本で一番売れているトマトジュース」
カルピス「世界で初めての乳酸飲料」
など、「初」「一番」「世界初」も
トップ法として非常に強力なんですよね。

ここで大切なのは、
「トップを目指すこと」ではなく
「トップをどう表現するか」
ということなんです。
あなたの商品やサービスにも、
必ず“トップになれる切り口”があります。
それは
地域No.1かもしれないし、
専門性No.1かもしれないし、
ストーリーNo.1かもしれません。
それを見つけて、しっかりと言語化する。
それが、記憶に残る
トップ法によるブランドづくりにつながります。

今回の講話でも、
多くの方に「なるほど」と思っていただけた様子でした。
よかった!
トップ法は、“誇張”ではなく、
「覚えてもらうための正しい戦略」なんです。
ぜひ、みなさんのビジネスにも
取り入れてみてください。
徳島東ロータリークラブの皆さま、
貴重な機会をありがとうございました。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。







